開催日 平成26年5月14日
西尾法人会青年部会、女性部会の第2回通常総会が、来賓に西尾税務署の高橋達也署長、本会の山﨑秀夫会長らを迎えてF&Gシーズンにて開催された。
青年部会では、鈴木一実部会長があいさつで、任期1年間を振り返りながら今年1月に行われた八ツ面小学校での租税教室について今後も部会事業の大きな柱として育っていくことを期待していると述べた。また、会員の拡大で組織の充実を図っていく重要性をあげ、新部会長を支えていく決意を新たにした。
役員改選で新部会長に選任された木下康太郎氏はあいさつで、法人会に入会したことによって税務について関心をもち、より身近になり、多くを学んで自身の財産になったことを紹介。税と財務は事業活動においては切っても切れない関係にあり、企業の経営者である私たちは税に敏感でなければいけないと説明した。
その上で、会員が税を身近に感じられる活動や、次代を担う子どもたちが早くから税を身近に感じられるように租税教室の開催を通して「会員拡大をしながら1年間活動していきたい」と今後の支援協力を呼びかけた。
役員改選のあった新役員は以下のとおり。(変更分のみ)
顧問:鈴木一実、部会長:木下康太郎、副部会長:高井英和、理事:横井泰、岩崎智一、高橋英二郎、監事:浅岡直幸
女性部会では、杉田和江部会長があいさつで、公益社団法人化をして2年目を迎える中、日ごろの部会活動への協力に感謝。4月に香川県で開催された全国女性フォーラムには全国から1,600人が集まり、西尾法人会からも6人が参加して有意義な時間になったことを紹介した。
小学6年生を対象にした「税に関する絵はがきコンクール」は初開催となった一昨年を大きく上回る19校864点の応募があり、本年度は税務署長賞もできることから、「今後も継続事業としてさらに活動に一層努めていきたい」と説明。その上で「公益性の高い研修や社会貢献活動、会員増強に努めていきたい」と強調した。
両部会後の記念講演会では、西尾警察署刑事課の加藤正樹氏が「企業の安全・町の安全」をテーマに話し、その後ビデオ『あなたならどうする?不当要求の「常套句」』を視聴した。
開催日 平成26年2月6日
西尾法人会吉良・幡豆支部、西尾労働基準協会吉良分会、西尾みなみ商工会共催の新春合同講演会がホテル丸十にて開かれた。講師に特別社会保険労務士の伴由紀子氏を迎え、「未然に防ごう労務トラブル」と題して、これまでにあったトラブル事例を紹介しながら明るく楽しい講演会となった。
伴氏は講演で、「退社時に掃除を行うように指示したところ、仕事内容に掃除は含まれていないと拒否された」「命じていない残業を勝手に行っていた従業員に残業手当を支給しなかったところ、監督署に訴えられた」などの事例を紹介し、「トラブルを未然に防ぐためには、労働条件や職場ルールを明確化し、模範行動は褒め、問題行動は指導を徹底することで円満な労使関係が築ける。それが従業員のモチベーションアップ、企業の業務向上にもつながるのでは」と説明した。
開催日 平成26年1月27日
西尾商工会議所2階ホールにて西尾商工会議所、西尾法人会共催の新春講演会が開催され、講師に朝日新聞社特別編集委員の星浩氏を迎えた。
「どうなる安倍政権の行方~今後の政局を占う~」と題し、星氏は「アベノミクスがどうなるか、というのが最大の関心事」とし、安倍首相が掲げる「3本の矢」のうち、円安株高、財政出動については予想以上に的中したが、最後の成長戦略には手こずっていると説明。
「構造改革を期待されていたが、雇用問題は先送りとなり、外国人投資家が期待するような効果が出ていない。賃金のベースアップがあれば景気が循環していくが、4月からの消費税増税ですぐに消費の加速には繋がらないのでは」として、4月以降の消費の冷え込みを予想した。
外交については、安倍首相の靖国神社参拝の影響が大きく、アメリカからも「失望した」との意見が出たことに触れ、中・韓両国との首脳会談実現が難しいことなどを説明した。
おわりに、「自民党には国民の声を謙虚に聞いてほしい。今年は国政選挙が少なそうだが、みんなで政治についてじっくり考える時期にして、民主主義の質を高めることが必要」と締めくくった。